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よく「歯の神経を取ります」とか、「歯の根の治療をやり直します」とかいう話を耳にすると思いますが、何の事かわかりますか。
歯の根の治療を一言で例えるなら、お家を建てる時の基礎工事のような物です。(大きく分けると基礎工事には歯周治療もあるのですが、それはまた次の機会でご説明します。)
どんなに素晴らしい建物を建てたとしても、基礎工事がずさんだと、何年もしないうちに歪みが生じ、建具が合わなくなるとか、不具合が出てきます。虫歯になって不幸にして神経を取らなければならなくなった場合、それと同じできちんとした処理をした上でないと、詰め物をしたり、被せたりするのは問題ありといえるでしょう。具体的な処置の方法は、

- まず虫歯を取り除き、神経を特殊な針みたいなもの(ファイルといいます)で、取り除きます
- 炎症が強いときには、神経が通っていた管にお薬を詰めて、炎症を鎮めます。この際、根の中に入っている菌が多かったり、また根から出て骨のなかにまで菌が入っている場合は、何回か(通常3-4回ぐらい)お薬の付け替えが必要となります。
- 炎症が消え、菌もなくなると根管の中に再び菌が入ってこないように、特殊なお薬で密封してしまいます。その上で、歯のかぶせ物を作っていくわけです。
- これらの治療の一つ一つは結局手作業となりますので、その手技の正確さ、丁寧さが基礎工事の成否を決めるカギと言っていいでしょうね。
このコーナーは、シリーズものとしてお届けしております。来月は、『歯周治療』の予定です。
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